トレーニングによる歩行動作の改善
私のお客様に78歳の男性がいらっしゃいます。
去年の10月に椎間板ヘルニアの手術を行い、腰部の痛みは幾分か改善されたそうですが、歩行がおぼつかなくなってきた為、トレーニングを開始しました。
椎間板ヘルニアの手術前は歩行も問題なく出来ていました。
手術後に歩行がおぼつかなくなった要因として、術前に十分な筋力強化ができなかった事と、リハビリで下肢筋力のトレーニングを行っていない事が考えられます。
遊脚期の保持をしてもらいながの歩行
7/17のトレーニング前後で随分と変化がありました。
最低限のトレーニングをお願いし、一週間後の7/24にトレーニング前の確認をしましたが、7/17の状態には戻っていませんでした。
必要なトレーニング
・股関節の屈曲伸展の筋力
・臀部の筋力
そして歩行動作の全てにおいて刺激が必要だと感じました。
まだまだトレーニングは継続していきますが、二週間で随分と改善されたので動画を作成しました。
遊脚期の保持も時間が延び、明らかにバランスが取れるようになりました。
臀部への刺激がしっかりと入ることで筋力を活性化させ、バランスが取れることで歩行もスムーズになりました。
下肢の筋力不足によって引き起こされる大きな代償が歩行困難になるということです。
寝たきりにならないために、早め早めに対策をしていく事が最善です。
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