大人気のGroup Workoutは中津市の井上小児科医院様で開催されます。
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Total Performance

体幹のみでパフォーマンスが向上するのか?

ここ2?3年で体幹、体幹と騒がれブームとなりました。

私自身、体幹トレーニングは2009年から知っていましたし、今に始まった事ではありません。

世間が騒ぐほど、巷に出回っている体幹トレーニングでパフォーマンスや怪我の防止に果たして繋がるのでしょうか?

正確に出来ている人はほとんどいませんが…。

「スポーツクラブで教えてもらいました!」っと話を聞いたり、見ても「形」だけ。

特に怪我の防止ですが、体幹トレーニングを取り入れて怪我しなくなったと有名選手が言っていましたが、最近は故障続きです。

そして、体幹トレーニングを有名にした方も、選手が活躍した時はメディアで観ない日が無い程でしたが、選手が怪我や活躍できないと、一気にメディアから姿を消しました。

果たして、本当に効果はあるのでしょうか?

勿論、効果が無いとは言いません。

しかし、何でも「体幹が弱い!」と言って体幹トレーニングをし、固めてしまうのはどうなのでしょうか。

例えば、アーチェリーや弓道など静止した状態で安定性の求められる競技であれば固めてしまうのはアリかもしれません。

しかし、動作の入る競技、特にフィジカルコンタクトのある競技では外力(相手との接触)が加わり固めたままでは逆に安定性を失い、怪我へのリスクが高まるのではと考えています。

相手の力を利用したり、武道の様に去なす、そういう動きの中での安定性の方が必要なのではないでしょうか?

固めれば固める程、抵抗は強くなり、力対力になってしまい、怪我のリスクは高まります。

?高負荷や不安定な状態のトレーニングであれば必然的に体幹と言われている部分は鍛えられます。

効率良く動作を行い、それでいてしっかりと力を発揮でき、相手の力も利用できる感覚を養う事も大事なのではないでしょうか?

体幹トレーニングが無駄になるとは思いません。

しかし、体幹トレーニングのための体幹になっていませんか?

「目的」の部分を見失っていませんか?

どんなトレーニングでも同じですが、「何の為にトレーニングを取り入れたのか?」を見失うと、日常生活やスポーツ動作に繋がることはありません。

体幹トレーニングをどの様に行うことで、自分の求める部分に近づくのかを考えましょう。

人間が動くには、筋力が必要です。

怪我をしない為には、柔軟性や動作の改善が必要です。

パフォーマンス向上には、動作の効率化や連動性、競技に特化した動作が必要です。

全てを「体幹」という言葉で片づけるのは止めましょう。

私は、補う意味で取り入れることがありますが、それでも競技に特化したトレーニングにします。

本質を見る事、工夫する事、目的を見失わない事。

自分自身の体に対する感覚を磨く事も必要です。